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2019年2月4日

トップインタビュー 昭和電線 長谷川 隆代社長


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新事業創出に注力
建販事業などのあるべき姿 目指す
自動車市場 三重で無酸素銅の設備を改善

昭和電線の長谷川隆代・新社長は共同取材の中で「電力関連事業は、更新需要で手堅いだろう。ただ、人手不足の問題から(電カケーブルの敷設やジョイント)工事能力への適応がネック。さらに電力の発送電分離などの市場変化が控え、これの対応も大切だ」としたうえで、電線と巻線の二事業について「電線線材事業の荷動きは五輪関連や都市再開発向けで、一頃より上向いてきたが、価格競争は厳しい。また、巻線事業は、モーターや変圧器向けの一部で価格的に厳しいが、ある程度、収益が上がってきた。これらの二事業は、中計ローリングの中で議論し収益性の改善を図る。現在の銅を扱う事業を、あるべき姿にするとともに銅価に影響されない新事業の創出に注力し、両方の柱で事業を進める。中国でEVの普及が進む中、注力分野の自動車関連市場では、ビジネス拡大を優先させたい。例えば、車載向けの高品位な無酸素銅線は、三重の製造設備を改善し、供給面での安定性の強化を図る」と述べた。


ローゼンダールとサイカワ 電線の高品質、コスト減にマッチ

操作性も改善 2連圧延機 シリコン用押出ライン スクラップ最小限

最近、サイカワの「2連圧延機(型式:M21+E120+AM0+E100+AM0+D5B)」と、ユニテック・ジャパンが輸入販売するオーストリア・ローゼンダール社製のシリコン用押出ライン「RN-Z」の引き合いが、電線メーカーの製造エンジニアなどから増え、関心を集めている。両機種は、電線ケーブルの生産工程で用いる箇所が異なるものの、双方とも高品質な電線ケーブルを効率的に製造するには最適な設備であることでは一致している。


米国電線産業の現状と展望 メタ研諏訪氏

年平均5.5%成長 米国の絶縁電線生産額

日本メタル経済研究所主任研究員、諏訪政市氏のレポートを紹介する。米国の電カインフラは、80年代半ばから20年ほど過少投資の時代が続いたが、近年は順調に伸び続けており、16年から20年にかけての4 年間では24%増加し、年平均5.5%増のペースで成長すると予測されている。


通関実績 11月輸出、1.1万トン(15%減)

光ケーブル 2カ月連続減

財務省がまとめた輸出入通関実績(輸入10月分、輸出11月分)によると、10月の輸入総計は3.6万トン(前年同月比16.4%増)で7カ月連続の増加となり、10月の輸出と比較し2.6万トン超過した。一方、11月の輸出総計は1.1万トン(同15.3%滅)で2カ月連続の減少。絶縁電線ケーブルが大幅に増加したが、光ケーブルが2カ月連続で減少した。


日立金属 6%増収も営業益18%減

中国でFA・半導体減少

日立金属の19年3月期第3四半期連結業績は、売上収益7千755億3千100万円(前年同期比5.8%増)、調整後営業利益427億7千600万円(同10.5%減)、常業利益346億1千万円(同18.4%減)、税引前四半期利益352億5千100万円(同20.0%減)、 四半期利益269億1千800万円(同22.8%減)と増収も減益になった。原材料価格上昇の影響(価格スライド制)により増収となったが、中国のFA・ロボット、半導体、スマホ、自動車の需要は減少した。




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