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2018年6月4日

増産も納期3カ月待ち


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需要領域が拡大 細線・導体 値戻し、急務

細線・導体市場は、依然として活況が続く。ただ、昨秋の光ITバブルのような異様な盛り上がりは無くなった。むしろ市場自体が冷静さを取り戻した繁忙に切り替わってきた。背後にはセンサーなど含むFA・ロボットケーブルや医療用電線用途にEV向けが加わり、需要領域・範囲が拡大していることにある。細線・導体メーカーが増産を図っても、納期が3カ月先になることも珍しくない。さらに細線・導体もショートしているケースもある。


インタビュー新社長に聞く 沖電線 小林一成社長

18FY連結売上高 130億円超目指す FA・ロボットケーブル 堅調

沖電線の小林一成・新社長は「18年度通期連結業績は、売上高130億円超、営業利益は減益を計画した。FA・ロボットケーブルの堅調な引き合いが継続する。利益面では、将来の成長を目指した積極的な設備投資の推進による減価償却費負担が増えるものの、新たな中計の達成に確実に寄与する」と述べたうえで、「本年度より当社は沖電気工業(OKI)の完全子会社となり、新生OKI電線としてスタートした。OKI-EMSグループの一員としてシナジーの最大化を図り、グループ全体の売上高拡大に貢献する」とした。


HS&T 新社長に門田取締役
多田・現社長は退任

住電日立ケーブルは5月28日、門田徹也取締役営業本部副本部長が代表取締役社長に就任すると発表した。門田氏は、6月25日の株主総会後の取締役会を経て、正式に就任し、代表取締役社長営業本部長となる。これにともなって、多田嘉孝・現社長は退任する見込み。
【略歴】門田徹也(もんでん・てつや)=1960(昭和35)年10月生まれ。84(昭和59)年3月大阪大学経済学部を卒業し、同年4月住友電気工業株式会社に入社。06年1月同社東北支店長、09年4月住電日立ケーブル企画業務部長、10年7月東京営業部電販部長、15年3月東京営業部電設部長、16年6月取締役営業本部副本部長兼関西支社長、18年4月取締役営業本部副本部長を経て、18年6月代表取締役社長に就任予定。


住友電装 松岡氏が取締役専務(執)へ
難波氏は非常勤取締役

住友電装は5月11日、役員異動を行うと発表した。松岡充彦常務執行役員が取締役専務執行役員に就任する予定。同人事は、6月21日に開催される定時株主総会及び取締役会後に正式決定される見込み。
また、難波創一郎住友電気工業自動車事業本部統合企画部長・自動車コンプライアンス室長が取締役(非常勤)に就く。
【略歴】松岡充彦(まつおか・みつひこ)氏=1956(昭和31)年5月生まれ。79年3月関西大学工学部電気工学科を卒業し、同年4月住友電装に入社。06年1月ハーネス製造事業本部西部事業部HEV事業室長、09年4月特品事業本部第1事業部長、10年6月執行役員特品事業本部副本部長、13年6月常務執行役員を経て、18年6月取締役専務執行役員に就任する予定。


住友電工 新中計
22年度売上高最終目標 3.6兆円(17FY比17%増)

環境エネ、産業素材に注力

住友電工は5月25日、新中期経営計画「22VISION」を発表した。
同社は「住友電工が提供する価値」をテーマに据え、22年度の最終目標を売上高3兆6千億円(17年度対比16.8%増)、営業利益2千300億円(同0.5%増)、営業利益率6.4%(0.8ポイント増)、ROIC(投下資産営業利益率)9%以上(同2.1ポイント増)、ROE(自己資本当期純利益率)8%以上(同0.1ポイント減)とした。
営業利益の内訳は、自動車1千35億円、情報通信230億円、エレクトロニクス230億円、環境エネルギー460億円、産業素材345億円。とりわけ環境エネは17年度対比20%増とし、高圧直流長尺ケーブルの特別な技術を伸ばす。欧州大陸の国々を結ぶ連系線は1千km、2千km級のプロジェクトが多く、この需要を捕捉することで収益力を高める。そのうえ、産業素材事業にも傾注する。同社は他部門に関してもバランスの良い経営を目指す。




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