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2024年4月8日

トップインタビュー/因幡電機産業 喜多肇一 社長


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因幡電機25年度計画、売上高3千570億円へ

因幡電機産業の喜多肇一代表取締役社長は本紙のインタビューに応じ、今年の「ジャンボびっくり見本市」について、第50回を記念して「ジャンボセミナー」やパネルディスカッションを開催すると語った。また、因幡電機産業の23年度業績見通しは、「売上高3千280億円、営業利益199億円で計画通り」と語る喜多社長に、見本市の見どころ、注力する製品や事業、海外展開、最重要課題などを聞いた。


行田電線の伸縮電線NOVEEL

「ジャンボびっくり見本市」に出展

行田電線の伸縮電線NOVEELは、ウエアラブル・自動化設備・屈曲を有する用途などに対応する伸縮性が大きな特長だ。従来の電線構造の常識にとらわれず、新しい発想で編上げ加工を施すことにより、実現が困難であったコンパクト性を有しながらも約50%にも及ぶ伸縮性と、断線しづらい強度を可能とした。


エフ・エー電子のノンスリップ極細伸線機

ドイツの「wire2024」に初出展

現地で実機展示するのは最新機の「D3ULTUF-10DS」で、同機はCE規格対応品。送出部と巻取部が一体となった省スペース構造(同社比約45%減)が特長で、50μmから10μmへ超極細伸線の動態デモを行う。


SIKORA「X-RAY 8000 ADVANCED」

従来機より10倍速く測定

SIKORAは「wire2024」に出展し、「Moving forward」をテーマに、未来志向のソリューションを提案する。X-RAY 8000 ADVANCEDは、同機種シリーズの第3世代にあたる。16の測定センサーを搭載し、中高圧、超高圧CVケーブルの外径、肉厚、偏芯を従来機より10倍速く正確に測定でき、生産時のケーブルの品質を保証しながらも、材料とコストの節約に寄与する。


住友電工、日新電機に開発センターを新設

研究開発部門を融合

住友電工は4月1日、「日新住電エネルギーシステム開発センター」を開設した。同センターは、子会社である日新電機の研究開発部門を融合した新たな組織で、京都府京都市の日新電機本社内に置かれる。


古河電工、励起光源の高性能化に成功

波長と光出力が自由に選択可能に

古河電工は3月22日、ラマン増幅器用デュアルポート励起光源の高性能化に成功したと発表した。今回は2ポートから異なる波長の光スペクトル特性と500mWの均一な光出力特性を確認できたことで、波長と光出力が自由に選択可能となり、ラマン増幅器の設計の柔軟性が高まった。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ


Orbray、全固体自動光接続を実現

シリコンフォトニクスの実装簡易化へ

Orbrayは3月26日、宇都宮大学の研究グループと共同で、低損失な全固体自動光接続を実現したと発表した。クラッドを固化する新開発のプロセスによって、シリコンフォトニクスやマルチコアファイバなど大容量光通信部品間の実装が容易になり、コスト低減が期待できる。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ




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