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2024年3月11日

OTシステムにローカル5G導入が進む


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無線と有線の適材適所でノキアはPOLを提唱

工場やビルなどの制御・運用システム(OTシステム)への5Gの活用が進んでいる。国内ではローカル5Gへの期待が高く、無線のみでネットワークを構築しようとするが、ノキアは、ローカル5Gと相性が良い光ネットワーク「POL」を提唱する。現場を移動するロボットはローカル5Gで制御し、生産ラインのデータのやりとりにはPOLを用いるなど、無線と有線の組み合わせで、最適なソリューションを実現できる。


トップインタビュー/ミタカ田島栄吾社長

フルオートメーション新工場が25年に竣工

04年に医療業界に参入したミタカ(埼玉県熊谷市)はオリジナル製造設備によるコイリング加工や直線技術加工を得意とし、医療機器用部材を製造している。23年9月期の売上高は前期比10%増で、その背景について「カテーテルやガイドワイヤーなどの部材が好調だった」と同社の田島栄吾代表取締役社長は振り返った。25年に竣工予定の新工場にはフルオートメーション設備を移設し、現社屋をラボとして機能させることで、さらに開発・技術力の向上に注力する。また、「スタッフの心理的安全性を高め、モチベーションを上げていく」と労働環境にも目を配っている。


泉州電業、24年10月期第1四半期の連結業績

売上高13%増、営業益23%増

泉州電業の24年10月期第1四半期の連結業績は、売上高337億4千400万円(前年同期比13.4%増)、営業利益26億4千300万円(同23.1%増)、経常利益27億7千200万円(同22.5%増)、当期純利益は19億5千800万円(同28.8%増)となった。


フジクラ・ダイヤケーブルとSFCCが価格改定を発表

4月から順次実施

フジクラ・ダイヤケーブルは5日、価格改定を発表した。対象品種は各種電線・ケーブルで、改定アップ率は4~8%。また、SFCCも6日にSWCC・FURUKAWAブランド製品の価格改定を発表した。電線・ケーブル全般が対象で、平均5~8%の値上げ、一部の品種では約20%の値上げとなる。


矢崎エナジーシステム、3月6日から新規受注を再開

概算納期は2~3カ月、納入再開は3月21日から

新規受注再開の対象となるのは、600V-CV/CVT、CVV/CVVS、EM CEE/CEES、IV、EM-IE。いずれも全サイズが対象で、概算納期は2~3カ月。受注再開は3月6日から、納入再開は3月21日からとなる。


NOK「ストレッチャブルFPC」

ヘルスケアJAPANに出展

NOKのグループ会社の日本メクトロンが製造する「ハイドロゲル付きストレッチャブルFPC」は、全方位に150%まで伸縮できるFPCの全面に、高い保水率を持つハイドロゲルを貼り合わせた。接続するデバイスからの電力を、複雑な曲面をもつ人体にも効率よく伝達することができ、検査時の不快感がなく、ヘルスケア、美容用途など、直接肌に触れる分野に適している。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ


共立「新型EDR/ECRキャリア」発売

同社得意の張力表示ダイヤルを搭載

EDRキャリアは、本体を樹脂製カバーで覆うことで、ガイドローラーと張力ダイヤルだけが露出する外形となった。従来品で生じていた素線の巻き込みや部品への干渉が抑えられ、素線をローラーに掛けやすくなったことで、作業時の操作性が向上した。ECRキャリアは低価格のスタンダードモデルで、セラミックローラータイプは「滑りがよく、線路がしっかりしている」と顧客からも好評だ。

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