バックナンバー
2024年2月12日

トップインタビュー/フジクラ岡田直樹取締役社長CEO


電線新聞定期購読

ご購入はこちら

自動車事業の黒字化が課題

フジクラの岡田直樹取締役社長CEOは本紙のインタビューに応じ、23年度上期の事業を「巣ごもり需要や円安基調だった22年度ほどではないが、当初の計画より上振れし、とても好調に推移した」と振り返った。24年度は、DC市場向けに光ファイバや冷却デバイスに注力し、特に同社が得意とする光ファイバについては、普及率が60%程度にとどまっている欧米市場も視野に入れる。継続的な新製品と新事業の創出に向けて、精力的に研究開発に力を入れる岡田CEOに、SWR・WTC、高温超電導線材、ミリ波モジュール、液冷式ケーブル・コネクタなどの新展開を聞いた。


UACJ、新社長に田中信二氏

石原美幸社長は取締役会長へ

UACJは1月30日、田中信二取締役常務執行役員(サステナビリティ推進本部長、板事業本部副本部長)が4月1日付けで、代表取締役社長に就任すると発表した。これに伴い、石原美幸現社長は取締役会長に就く。


輸出入通関実績/財務省調べ

10月輸入合計3.9万㌧、10カ月連続増

財務省がまとめた輸出入通関実績(輸入10月分、輸出11月分)によると、10月分の輸入合計は3万8千594㌧(前年同月比6.3%増)で10カ月連続増となった。10月分輸出と比較すると、2万9千446㌧の輸入超過となった。また、11月分の輸出合計は8千762㌧(同16.3%増)となり3カ月ぶりにプラスとなった。


伸銅品の12月生産は5.3万㌧、6%減

減少幅は1桁台まで縮小

日本伸銅協会が発表した伸銅品生産・出荷動向によると、12月分の合計は5万2千770㌧(前年同月比6.3%減)で、24カ月連続で前年同月比でマイナスとなった。前月比では6.3%減で、減少幅の改善が続くものの、12月としては1975年以来(5万1千775㌧)の低水準となった。


全電線、「2024年春闘方針」を全会一致で決定

賃上げ要求1万円以上、年間一時金5カ月中心

全日本電線関連産業労働組合連合会(全電線、佐藤裕二中央執行委員長)は1月30日、全電線大阪事務所において第209回中央委員会を現地開催し、「2024年春闘方針」を全会一致で決定した。


古河電工、光半導体でポスト5G開発

NEDOに採択され研究開発を開始

古河電工は1月30日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/先端半導体製造技術の開発」に採択されたと発表した。同社コア技術のひとつであるフォトニクス関連の知見を生かし、次世代の光半導体デバイス開発を進めていく。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ


リテルヒューズ、温度過昇検知「TTape」を発表

EVなどのバッテリーのオーバーヒートを検知

「TTape」は、EV/HEV、商用車、エネルギー貯蔵システム(ESS)などを含めた幅広いアプリケーションに最適で、分散型温度監視機能により局所的な電池のオーバーヒートを検知する。また、バッテリーの寿命を改善し、バッテリー設置の安全性向上を可能にする。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ




最新号案内 | 次号案内 | バックナンバー | 定期購読とご購入

Copyright(C) ktc-densen.com All rights reserved.