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2024年2月5日

トップインタビュー/SWCC長谷川隆代グループCEO


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SICONEX、24年度生産量を1.5倍へ

SWCC(旧昭和電線)の長谷川隆代グループCEOは本紙のインタビューに応じ、23年4月の商号変更と経営統合の成果について「経営の合理化や業務の効率化による効果は、24年度から」と語った。同社は、メタル通信ケーブルの 拠点再編やヒーター線の一貫生産、施工現場での省力化や人材の早期育成を実現したSICOPLUS戦略により、第2四半期決算では、23年度の連結業績予想を上方修正している。24年度はさらに会社を大きくするための経営戦略を推進するという長谷川CEOに、「SWCC VISION 2030」に向けた経営計画について聞いた。


日本電線工業会、主要7部門出荷

11月分出荷合計5.6万㌧、1.2%増

日本電線工業会がまとめた銅電線主要7部門別出荷数量の23年11月分実績および12月分推定によれば、11月分実績は合計5万6千266㌧(前年同月比1.2%増)で2カ月連続でプラスとなった。部門別では、電力、自動車、建設・電販、輸出の4部門がプラスとなった。また金額でみると、128万円台で銅建値が高止まりした影響から、1千476億2千800万円(同10.7%増)の2桁増となった。


SWCC、第3四半期決算

売上高0.3%増、営業利益など通期予想を上方修正

SWCCの24年3月期第3四半期連結業績は、売上高1千585億500万円(前年同期比0.3%増)、営業利益93億4千900万円(同32.0%増)、経常利益91億7千600万円(同33.3%増)、当期純利益は63億2千600万円(同1.4%減)となった。


私もひと言/泉州電業畑中勝北陸支店長

地震の影響で配送遅延や納期遅れが発生

「北陸支店(石川県金沢市)は23年5月に開設した。北陸は国内では3%という狭い市場ではあるが、当社はもともと北陸でのシェアが高く、23年度下期の売上高は右肩上がりだ。24年度も、能登半島地震の復旧需要や機器用の荷動きが春から回復するとみて、前年度比で約20%増の見通しだ」


タツタ電線、第3四半期決算

売上高3.1%増、営業益54.3%増

タツタ電線の24年3月期通期連結業績は、売上高480億3千300万円(前年同期比3.1%増)、営業利益20億9千300万円(同54.3%増)、経常利益22億900万円(同43.2%増)、当期純利益16億400万円(同43.8%増)となった。


SWCC「SICOREMO」を実用化

作業者の接続工事をリアルタイムで遠隔支援

SWCCは1月17日、施工技能教育の人材育成プログラム「SICOPLUS(サイコプラス)」に、高電圧電力ケーブル用コネクタ「SICONEX(サイコネックス)」の接続工事の遠隔サポートおよび施工状況を動画に記録することでトレーサビリティを実現するシステム「SICOREMO(サイコリモ)」を実用化したと発表した。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ


古河電工「FRL1441U」にU帯用途を追加

低消費電力で駆動する励起光源を開発

古河電工は1月26日、ラマン増幅器用励起光源FRL1441Uシリーズについて、新たにU帯用途を開発したと発表した。1月からサンプル出荷し、S帯・C帯・L帯用とともに4月から量産を開始する。また、レーザチップ設計の最適化を図り、C帯での35℃動作において1Wファイバ出力を達成し、さらなる低消費電力駆動を可能とする励起光源を開発した。

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