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2023年12月11日

ケーブル不足がさらに拡大へ


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高圧EEを契機に低圧太物まで、24年問題への対応も目前に

2023年中頃から、市場で高圧ケーブルの供給状況がタイトになっている。全国的な都市再開発の流れやTSMCなど大型案件が相次いだことに加え、以前より問題化していた水トリーによるインフラ改修の全国波及も拍車をかける。打開に向け、各メーカーはフル稼働で製造を進めるが、増産にも限界があり、新規受注と納期回答の停止が相次ぐ状況だ。低圧太物ケーブルにまで影響が出始めており、ユーザは対応に追われている。


財務省調べ通関実績/8月輸入合計3.6万㌧、9.5%増

9月輸出9千㌧、30%減、裸銅線とアルミ線ともに大幅増

財務省がまとめた輸出入通関実績(輸入8月分、輸出9月分)によると、8月分の輸入合計は3万5千565㌧(前年同月比9.5%増)で7カ月連続増となった。8月分輸出と比較すると、2万7千625㌧の輸入超過となった。また、9月分の輸出合計は9千61㌧(同29.3%減)となり、再びマイナスに転じた。


コーニングインターナショナル「24年に向けた新たな一手」

日本での成長率2桁増に期待

1851年に創立したコーニングは、世界最大のガラス製品メーカー。国内では、オプティカル・コミュニケーション事業をメインに、その他事業をコーニングインターナショナルが、ディスプレイ事業をコーニングジャパンが展開している。古川貴浩新社長のもと、DC市場に期待を寄せるコーニングインターナショナルの24年に向けた取り組みを紹介する。


SIer協会「ロボットアイデア甲子園」全国大会

最優秀賞は鍋島優羽さんの「Ramen Robot“大将”」

ロボットアイデア甲子園の全国大会が2日、東京ビッグサイトで開催された「2023国際ロボット展」の会場内で行われた。高校・高専・専門学校の学生を対象に、全国21カ所の予選で選出された25名が、1次審査として各自80秒のポスタープレゼンテーションに挑み、これに通過した10名によって各自5分の最終プレゼンが行われた。


「Wire&Tube 2024」過去最大規模に

メッセ・デュッセルドルフ社のケーラー氏がプレゼン

2年に一度デュッセルドルフ(ドイツ)で開催される「Wire&Tube(W&T)2024」(4月15~19日)に関する出展社とプレス向け説明会が4日、ホテル・ニューオータニ(東京都千代田区)で開催された。


住友電工 鋳鉄断続加工用「AC4125K」を発売

販売価格は同社従来品と同じ980円(税抜)

住友電工は、鋳鉄断続加工用の第一推奨材種「AC4125K」を開発し、28日から発売すると発表した。同製品は、独自のCVDコーティング技術「アブソテック」により、最大限に圧縮応力を付与することで優れた耐チッピング性を発揮し、デフケースやキャリアケースといった部品の粗加工で安定長寿命化を実現する。また、使用済コーナー識別性に優れる金色外観色を採用しているため、容易に工具を管理できる。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ


古河電工 大型ドローンによる物資運搬実験

自動で往復12km航行、総重量12kgを運搬

古河電工と古河産業は4日、島根県邑智郡美郷町と災害時を想定した、特殊大型ドローンによる救援物資の長距離運搬に関する実証実験を10月に完了したと発表した。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ




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