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2023年12月4日

電線大手迫られるシニア層対応


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65歳へ定年年齢引き上げも、賃金減少などが課題

日本の総人口は1億2千494万人(前年比0.4%減)で12年連続で減少し、生産年齢人口も減少していることから、高齢化社会や労働力不足は社会問題となっている。電線業界でも高齢化が進み、技能継承や後継者不在も含めて深刻な課題となっている。こうしたなか、日本電線工業会は「有識者講演会・会員社活動発表会」を開催し、SWCC、古河電工、住友電工が「高齢化課題への取り組み」について、活動内容を発表した。


フジクラ、導体事業をFDCへ承継

事業運営を効率化が目的

フジクラは、11月22日に開催された取締役会において、同社の導体事業を、連結子会社であるフジクラ・ダイヤケーブル(FDC)に、会社分割により承継する方針を決定したと発表した。


通信機器出荷/CIAJ調べ

9月生産396億円、2.1%増/輸出324億円、4カ月連続減

情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)がまとめた通信機器の国内受注・生産実績によると、9月分の生産実績は合計395億8千800万円(前年同月比2.1%増)でプラスとなった。また、23年4?9月分の累計は1千774億1千500万円(前年同期比3.4%減)となった。


工場訪問「矢崎エナジーシステム 沼津製作所」

25年6月に600V-CVを一貫生産化

矢崎エナジーシステムの売上の約4分の3を占める電線事業で、沼津製作所は主力の生産拠点だ。12万6千300㎡の敷地面積で、半世紀にわたり電線・ケーブルの開発・製造を行ってきた。中でも「やわらか電線」は発売以来、多くの顧客から施工性、安全性で高い評価を得ている。生産体制や工場再構築について、草谷孝幸所長と栁泰行チームリーダーに聞いた。


OKIクロステックがEV充電でパナソニックと連携

連携第1段が千葉県の市川市役所で運用開始

ICTシステムや電気設備の設計・構築・保守・運用・カスタマーサポート運営などを展開するOKIクロステック(OXT)は11月15日、パナソニックが提供するEVチャージャーのシェアリングサービス「everiwa ChargerShare」(エブリワ・チャージャー・シェア)のEV充電インフラ設備の保守・運用サービスにおいて提携すると発表した。


FAMS「CoboPal2」をシリーズ化

安川電機の人協働ロボット「HC20DTP」の特長を生かす

FAMSは11月8日、協働ロボットパレタイザ「CoboPal2」のラインナップを拡充した。シンプル・低価格な「Lite」、スマートペンダント操作の「Smart」、タッチパネルを搭載した「Touch」、周辺装置との連携を強化した「Pro」、ビジョン機能を搭載した「Eye」の5種となる。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ


古河電工 改良型銅合金条を開発

深絞り加工性の向上を実現

古河電工は11月27日、銅合金条「EFHD(EFurukawa High Drawability)」シリーズのなかで、最も強度とバランス性に優れたEFHD-97の深絞り加工性能を向上させたEFHD-97改を開発したと発表した。

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