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2023年10月2日

23年度電線需要見通し改訂


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総計63.2万㌧に下方修正 建販、自動車など6部門は増加

日本電線工業会がまとめた23年度主要7部門別の電線出荷見通し改訂によると、建設・電販、自動車、電気機械など6部門が増加した。3月に発表した当初見通しから下方修正し、総計63万2千㌧(前年度比2.0%増)とした。コロナ禍から回復しているものの、世界経済減速、インフレ、円安、ウクライナ情勢から、需要の回復が緩やかになることを織り込んだ。


住友電工 極低損失マルチコア光ファイバ

世界で初めて量産化 伝送損失は0.158dB/km

住友電工は9月22日、極低損失マルチコア光ファイバを世界で初めて量産化し、10月から販売すると発表した。同製品「2C Z-PLUS Fiber ULL」は、従来品と同一サイズながら、光ファイバ中に2本の純石英ガラスコアを有し、それぞれのコアで独立に光信号を送ることができる。


23年度伸銅品需要改訂見通し

65万㌧、11%減に下方修正 銅線のみプラスで4.4%増

日本伸銅協会(品種別統計調査専門委員)が発表した23年度の伸銅品需要改訂見通しによると、合計は64万7千300㌧で、22年度実績比で10.7%減とした。


古河電工 新開発の光ファイバカッタ

「S327A」を8月に発売

同製品は、250μm:2心~12心、200μm:2心~16心の光ファイバテープ心線を切断可能で、切断可能心数は業界最多の6万5千心(切断刃1カ所あたり2千500心)と、従来機比で約35%増加した。


サンレック 洋上向けレジンマンホール

特別高圧陸揚げ送電ケーブルを収容でき、2日間で設置が可能

レジンコンクリートを原料とし建設工事用資材の製造販売を手掛けるサンレックは、太陽光や陸上、洋上風力などの再エネ発電所向けに使われるレジンマンホールを同社の埼玉、広島、愛知3工場から全国に納入している


トップインタビュー FAMS 森田卓寿社長

食の安全と安定供給に取り組む 「アグリネ」世界初の野菜栽培自動化

新潟県見附市に本社を構えるFAMSは、安川電機100%出資の子会社として2018年8月に設立された。安川グループが掲げる中期経営計画の、メカトロニクスの応用領域による新規分野への事業拡大のもと、植物工場システム「アグリネ」と食品自動化装置「CoboPal」を軸に、食の安全と安定供給の実現に取り組んでいる。世界初となる、播種から収穫までを自動化したアグリネは、6月の「FOOMA JAPAN」で多くの来場者から注目された。アグリネの事業推進を最重要課題に挙げる同社の森田卓寿代表取締役社長に、アグリネの特色や今後の展開を聞いた。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ


可塑剤メーカー3社値上げ

フタル酸系34円/kg以上

可塑剤メーカーのジェイ・プラス、シージーエスター、新日本理化の3社は9月、フタル酸系可塑剤(DOP/DINPなど)の価格改定を発表し、10月納入分から実施する。値上げ幅はジェイ・プラスとシージーエスターが共に34円/kg以上、新日本理化は35円/kg以上。

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