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2023年9月4日

トップインタビュー エヌエスシー 島岡直樹社長


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設計から生産まで自前 医療はじめ、多業種にハーネス供給

エヌエスシーは、91年に創業し、電線、ハーネスおよび医療機器、パソコンで使用されるコネクタ類など、多種多様な電線加工を行う企業だ。11年に射出成型機を新設したことで、ワイヤーモールドなど成型の自社生産が可能となった。顧客の要望に合わせたオリジナルのコネクタ製造を得意とし、大手企業の協力工場として存在感を放つ。ケーブル切断、圧着、半田、カールコード、成型に至るまで自社で行い、きめ細かい管理体制での生産を実現。2D3D CADによる設計も行い、顧客開発部門の評価も高い島岡直樹社長に、注力分野からロジスティクス問題まで幅広く聞いた。


中国不況、長期化の見込み

古河電工、光ケーブルの中国製造から撤退 今後は北米・中南米エリアに注力

古河電工が光ケーブルの中国生産から撤退した。中国では、長期ロックダウンやサプライチェーンの混乱、データセキュリティ法など、さまざまな事業リスクが存在する。そのためか、同国に進出する日本企業は、過去10年で最少の1万2千社まで落ち込んでいる。中国は依然として巨大なマーケットではあるが、景気回復の遅れを鑑みると、電線メーカー各社にはきめ細やかな戦略が求められそうだ。


CIAJアンケート 22年度ファクシミリの利用調査

勤務先でFAXを利用2.2ポイント減 テレワークで受信確認しない63%

情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)のCIAJ画像情報ファクシミリ委員会は8月23日、「22年度のファクシミリ(FAX)の利用調査結果」をまとめた。今回のアンケートは、全国の20~69歳の男女有職者4千人に対し、複数回答を含む形式で、23年1月に実施したもの。


古河電工 強化型セパレータを発売

樹脂製トラフ活用を促進

古河電工は8月24日、樹脂製ケーブルトラフの蓋強度を補う強化型セパレータを開発・発売したと発表した。同製品をトラフ内の中央部に装着することで、仮に車両が通行して蓋が割れても、タイヤを支えて落ち込みを防ぐことができる。


財務省調べ通関実績 5月輸入合計3.4万㌧、7%増

6月輸出計1万660トン、16%減

財務省がまとめた輸出入通関実績(輸入5月分、輸出6月分)によると、5月分の輸入合計は3万3千819トン(前年同月比7.1%増)で5カ月連続増となった。5月分輸出と比較すると、2万5千309㌧の輸入超過となった。また、6月分の輸出合計は1万660㌧(同16.2%減)となり3カ月ぶりにマイナスとなった。


ENEOS 初の国産e-メタン

グリーン水素を活用して製造

ENEOSは8月29日、大阪ガスと共同で大阪港湾部におけるグリーン水素を活用した、国内初となる国産e-メタンの大規模製造に関する検討を開始すると発表した。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ


HCI Pudu社清掃ロボット「CC1」販促展開

1台4役で充電から給排水まで自動

電線製造機械とロボットSIerの両事業を展開するHCI(大阪府泉大津市・奥山浩司社長)は、同社の扱う普渡科技(Pudu社)の清掃ロボット「CC1」の国内での販促展開を図っている。清掃ロボットベンダとしては最後発のPudu社だが、昨年の販売開始以降、HCIとの実証実験を繰り返すことにより大幅な機能向上を実現した。

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