スペースシャトル採用の高い技術力 小ロット多品種で1千種超
三陽電工は1948年の創業以来、特殊電線・ケーブル専業メーカーとして成長し、その活躍の場を機器内配線から自動車用電線、船舶、極地、さらには宇宙へと広げてきた。同社の製造拠点である戸田工場(埼玉県戸田市)では、敷地面接約2千㎡の中で70台以上の製造・検査機が稼働し、顧客の「困った」を解決するカスタムケーブルやワイヤーハーネスの製造を行っている。スペースシャトルにも採用されたカメラケーブルや、同社オリジナルのケーブル一体型多点温度センサ「サンサーモ」などの製造ラインを訪問した。
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