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2023年8月7日

トップインタビュー 北日本電線 田苗博取締役社長


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船岡事業所でアルミ配電線を増産

東北電力グループの一員として、電力用電線・ケーブルを中心に事業展開している北日本電線(本社宮城県仙台市)は、高圧・低圧の配電線、架空送電線の製造・販売に強みを持ち、他に配電線用の副資材、電気式床暖房、光デバイスの開発・販売にも取り組んでいる。積雪の多い東北地方に特化した製品も多く、「ヒレ付き低ロス電線」「ロードヒーティングシステム」「ヒートパイプ」などを取り扱っている。19年に取締役社長に就任した田苗博氏に、各事業の注力製品や、省人化に向けた製品展開などを聞いた。


電線工業会調べ 主要7部門出荷

23暦年上期総計30万㌧、2.7%減

日本電線工業会がまとめた23暦年上期(1~5月実績、6月推定)の銅電線主要7部門別出荷数量は、前年同期比で自動車と建設・電販がプラスとなったものの、通信や電気機械などの5部門が前年同期を割り込んだ。よって、総計は30万678㌧で、前年同期比2.7%減となった。コロナ禍の影響は薄れつつあるが、ロシアのウクライナ侵攻による半導体不足により、生産・出荷の回復が遅れている。


増加を続ける電線盗難被害

汎用電線の需給タイト招く 防犯対策でメーカーにも動き

電線ケーブルの盗難が止まらない。ここ数年の銅価高騰に伴い、太陽光発電施設や事業者の資材置き場などでの電線盗難が多発している。警察庁によると「金属類窃盗事件」(マンホールなど鉄を含む)は、20年から増加傾向にあり、今年1~5月の認知件数は、前年度期比で40%以上増えている。ケーブルが市場でタイトになるなどの影響が出ており、対策を講じるメーカーも見受けられる。盗難対策をはじめとした対応が急務となっている。


住友電工 24年3月期第1四半期連結業績

売上13%増、0.1%減益 自動車大幅に黒字化

住友電工の24年3月期第1四半期連結業績は、売上高9千941億2千300万円(前年同期比13・3%増)、営業利益189億3千600万円(同0・3%減)、経常利益171億4千800万円(35・3%減)、当期純利益19億2千800万円(同90・5%減)で、増収減益となった。


SWCC ベトナム拠点に太陽光発電

3拠点目のPPAモデル

SWCCは7月27日、ベトナム現地法人SWCC SHOWA(SVC)が脱炭素社会に向けた取り組みの一環として、首都ハノイ近郊にある自社工場にPPAモデルによる太陽光発電設備を導入し、7月17日より稼働したと発表した。


JR東海 リサイクル金属バットを開発

新幹線のアルミを再生

東海旅客鉄道(JR東海)、ジェイアール東海商事、ミズノは1日、東海道新幹線の車両に使用していたアルミをリサイクルし、子ども用の金属バットを共同開発し、10月14日から販売すると発表した。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ


3Dプリンタで金属部品 住友電工

三菱商事テクノスと協業

住友電工は7月27日、三菱商事テクノスと、バインダージェット式3Dプリンタを使用した、製造業向けの金型レス金属部品の量産事業立上げに向けて協業すると発表した。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ




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