トップインタビュー 通信興業 石橋栄子社長
CAT6A10ギガシリーズに注力 ラインナップと即納体制が強み
戦後間もない1947(昭和22)年に設立された通信興業は、その名の通りLANケーブルなどの通信資材を製造する、川越の老舗メーカーだ。創業当時は、日本電信電話公社(現NTT)による電話網の全国展開を支えた企業でもある。通信機材に特化し、加速するネットワーク技術とともに発展してきた。「超細径のCAT6Aケーブルなど最新の技術はもちろん、色揃えや即納体制が強み」と語る石橋栄子社長に、企業の成り立ちから今後の事業展開などを聞いた。
一般社団法人へ組織変更
日本ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会)は13日、港区機械振興会館で設立総会を開催した。同協会は、日本ロボット工業会内の特定事業委員会として発足し、23年6月1日に一般社団法人へ組織変更を行った。
記念式典に500名集まる 7月に北米で新拠点を設立
太陽ケーブルテックは、7月12日に帝国ホテル大阪にて創業100周年記念式典を行った。式典の一部は阪神タイガース前監督・矢野燿大氏を講師に招いた記念講演「選手が教えてくれた、人が持つ無限の可能性」、二部は総勢約500名を集めた懇親会となった。
国内外総出荷102.3万㌧、2年連続増
コロナ禍からの経済回復は堅調で、海外生産拠点を含む22FY電線メーカー総出荷銅量(国内外全体)は、102万3千706㌧(前年度比1・1%増)で2年連続増となった。金額でも銅価の高騰から1兆6千360億4千200万円(同19・0%増)となった。また、アルミ電線は海外需要が後押しし、11万6千731㌧(同44・2%増)の大幅増、金額ベースでは985億3千300万円(同52・2%増)となった。
作業時間30%短縮
フジクラは7月11日、新型クラッド調心融着接続機「45S」を新たに開発し、8月から販売開始すると発表した。同製品は、付属の単心ストリッパ「SS05」および光ファイバカッタ「CT50」と組み合わせることで、光ファイバの融着接続作業時間を短縮できる。
目標通信速度1.6倍
OKIは6月29日、水中音響通信装置の目標通信速度(海中2㎞間で20kbps)を約1.6倍上回る、32kbpsの海中通信を実現する水中音響技術を開発し、実海面での実証試験に成功したと発表した。
KDDIへ提供
住友電工は19日、ケーブルテレビ用セットトップボックス「ケーブルプラスSTB―2mini」を、12月からKDDIを通じて提供を開始すると発表した。同社はこれに先立ち、20日~21日に東京国際フォーラムで開催された「ケーブル技術ショー2023」でも、同製品を展示した。