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2023年7月10日

トップインタビュー フジクラプリントサーキット 植田広二社長


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高細線回路や多層化FPC技術が強み ウエアラブル・医療市場でニーズ狙う

フジクラプリントサーキット(FPC)は、フジクラグループのエレクトロニクス事業を担う独立事業会社だ。グループ内に分散したフレキシブルプリント配線板の生産機能や販売機能を集約した事業体として、22年5月に操業開始した。40年以上の歴史で培った品質・技術力を生かして、ウェアラブル機器などの最先端機器の小型・軽量・薄型化・高機能化ニーズに対し、世界各国の顧客へ最適なソリューションを提供している。「相互コミュニケーションを大切に、グローバルに活躍できるチーム一体となった運営」を進める植田広二社長に、注力するマーケットや今後の事業展開などを聞いた。


通関実績財務省調べ 3月輸入合計3.6万㌧、3.7%増

4月輸出1万1千958㌧、5.2%増 裸銅線2.5千㌧、2.1倍

財務省がまとめた輸出入通関実績(輸入3月分、輸出4月分)によると、3月分の輸入合計は3万5千620㌧(前年同月比3・7%増)で3カ月連続増となった。3月分輸出と比較すると、2万6千73㌧の輸入超過となった。また、4月分の輸出合計は1万1千958㌧(同5・2%増)となりプラスに転じた。


伸銅品 5月生産、5万㌧割れ

プラスは銅線のみ

日本伸銅協会が発表した伸銅品生産・出荷動向によると、5月分の合計は4万9千920㌧(前年同月比16・8%減)で、17カ月連続で前年同月比でマイナスで、5万㌧割れとなった。また、前月実績比でも8・8%減で、5月実績としては、20年(4万8千163㌧)以来の低水準となった。


CIAJ調べ 通信機器出荷

4月生産268億円、2.8%減 輸出301億円、17%増

情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)がまとめた通信機器の国内受注・生産実績によると、4月分の生産実績は268億2千100万円(前年同月比2・8%減)となった。また、23年1月?4月の累計は1千926億800万円(同8・4%増)となった。


そこが聞きたい 日本カーバイド工業 竹田幸弘執行役員

進化する空中ディスプレイ 小型化と薄型化が課題

日本カーバイド工業は、カーバイドを原料とするアセチレン誘導工業の有機合成技術を基に、1935年に富山県魚津市で創業した。現在は、電子・機能製品事業とフィルム・シート製品事業を軸に、フィルム・シート技術と樹脂重合技術、セラミックの焼成技術を融和させ、エレクトロニクスやモビリティ、環境対応関連などの製品開発に積極的に取り組んでいる。空中ディスプレイ用リフレクター(RF?Aシリーズ)とビームスプリッターを使った、再帰反射方式の空中ディスプレイの開発や今後の展開について、同社の竹田幸弘執行役員/事業開拓・開発部長に聞いた。


SWCC EVへの走行中ワイヤレス給電

実証実験に送電コイル採用

SWCCは3日、同社で開発した非接触給電コイルが、千葉県にある首都圏最大級の屋外ロボット開発検証拠点「KOIL MOBILITY FIELD」の走行レーンに採用されたと発表した。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ


古河電工 「エフセル」RCグレード開発

再生ポリプロピレン100%

古河電工は6月30日、無架橋低発泡ポリプロピレンシート「エフセル」で、再生ポリプロピレン使用比率100%のRCグレードを開発したと発表した。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ




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