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2023年7月3日

「2024年問題」電線業界の対応


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24年の輸送能力14・2%減の試算 モーダルシフトの活用進む

働き方改革法案により、2024年4月から自動車の運転業務と建設事業に対して、年間の時間外労働時間が960時間に制限される。この「2024年問題」は、モーダルシフトの活用などの運送ルートの見直しや、納品が後ろ倒しになることによる長工期化など、電線業界にも大きな影響を及ぼすといわれている。施行まで1年を切ったところで、電線メーカーや電線流通各社にその対応を聞いた。


フジクラ・ダイヤケーブル 北島武明社長が死去

後日、お別れの会

フジクラ・ダイヤケーブルの北島武明代表取締役社長が、6月22日に急逝した。享年65歳。同社によると、通夜・告別式は近親者で行い、後日あらためて、お別れの会を開催する方向で検討しているという。


フジクラ・ダイヤケーブル 新社長に関川茂夫氏

フジクラ取締役など歴任

フジクラ・ダイヤケーブルの代表取締役社長に、関川茂夫氏(フジクラ・取締役)が6月29日付けで就任した。


トップインタビュー フジクラエナジーシステムズ 寺元恵吾社長

電力インフラのメンテナンスが堅調 広域連系系統線に注力

フジクラエナジーシステムズ(FES)は、フジクラとの吸収分割により送電事業およびメタルケーブル事業を事業承継して新たに設立された、フジクラ100%子会社で、22年10月に事業を開始した。経営スローガンに「共感から共創、そして共栄へ」を掲げ、「送電事業やメタルケーブル事業分野において、これまで培ってきた技術力とCS(顧客満足)力により、顧客の期待を超える製品やソリューションを提供することで、日本中が安心で安全に暮らせる社会基盤の整備・構築に貢献する」と語る寺元恵吾社長に、分社化の目的や今後の事業展開などを聞いた。


日本電線工業会主要7部門出荷 4月分出荷は合計5万㌧、3.2%減

自動車7.4千㌧、9.1%増 5月分推定4.5万㌧(4.2%増)見込み

日本電線工業会がまとめた銅電線主要7部門別出荷数量の23年4月分実績および5月分推定によれば、4月分実績は合計5万230㌧(前年同月比3・2%減)となり、7部門中では自動車のみプラス、他6部門はマイナスとなった。また、7カ月連続でマイナスが続くものの、2カ月連続で5万㌧台を維持した。


TNクロス 千葉の再エネ事業を受注

東電・NTTの出資会社

TNクロスは6月23日、京葉ガスと共同で、千葉県白井市の公共施設への再生可能エネルギー導入事業の実施事業者に選定されたと発表した。
東京電力とNTTが出資するTNクロスは、両グループの豊富な資産・ノウハウを活用し、新エネ事業を展開している。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ


エフ・エー電子 極細線用精密圧延装置を開発

ノンスリップ伸線と併せクリアな品質 医療用特殊電線の需要狙う

設備装置ベンダのエフ・エー電子は、6月21?23日に開催された「第28回機械要素技術展」に出展した。今年度末の上市に向けて開発中の極細線用精密圧延装置を展示し、動態デモを行った。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ




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