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2023年5月8・15日

エッジコンピューティング活発化


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エッジでデータ収集・分析 外資プロバイダ、日本進出へ

近年の産業界では、膨張を続けるデータの管理手法として、クラウドが一般化しつつある。また、クラウド活用の裾野が広がったことで、一部の用途において効率的なデータ収集と分析を行い、業務効率向上やビジネス機能の迅速化を図るべく、エッジコンピューティングも浸透し始めている。このような日本の現状を踏まえ、エッジ対応の外資系ソリューションプロバイダがこぞって国内企業向けにアプローチを開始している。


インタビュー新社長に聞く 太陽ケーブルテック 谷口明廣社長

収益構造改善し高利益体質へ 過去のしがらみから脱却

今年創業百周年を迎える太陽ケーブルテック(本社・大阪市北区)は先月、谷口直純社長が会長へ就任し、新社長に長男の谷口明廣氏が昇任した。当面は2人代表制となり、谷口新社長は営業本部長も兼務する。谷口新社長は、本誌の取材に対し、「私は社長就任前から『利益額の確保』が何より重要だと考えてきた」と述べたうえで、「電線業界には旧来からの慣習も多いが、新時代に適応しなければならない。業界におけるメーカーの立場を向上させるべく収益の改善を図っていく。同時に、社内外のバランスを保つための気配りも肝要だ」と語った。


トップインタビュー 葛生鐵工所 葛生誠一郎社長

自動化のメリットを顧客に伝える WH製造機と撚線機も好調

1934年(昭和9)に創業し、来年90周年を迎える老舗機械メーカーの生鐵工所(本社・埼玉県川口市)は、「環境」「健康」「精巧な技術」「着実な性能」がモットーの、ブレードマシンを中心に製造するメーカーだ。戦後2年でフィリピンに編組機を輸出したことを皮切りに、多くのブレードマシンや関連機器の製造で国内外に実績を重ね、面盤直径6メートルで世界最大の超特大ブレードマシンも開発した。「今後の注力ジャンルは、省力化を目的とした、製造機械の自動化だ」と語る生誠一郎社長に、市場動向をはじめ、コスト高騰やコロナ禍の影響までを聞いた。


住友電工 売上高4兆円突破、過去最高益

WH・防振ゴムが伸長

住友電工の23年3月期通期連結業績は、売上高4兆55億6千100万円(前年度比18・9%増)、営業利益1千774億4千300万円(同45・2%増)、経常利益1千733億4千800万円(同25・5%増)、当期純利益1千126億5千400万円(同17・0%増)で増収増益となった。


古河電工 売上高15%増、営業益35%増

北米で光ファイバ堅調続く

古河電工の23年3月期通期連結業績は、売上高1兆663億2千600万円(前年度比14・6%増)、営業利益154億4千100万円(同35・1%増)、経常利益196億3千900万円(同0・1%減)、当期純利益179億1千100万円(同77・4%増)で増収増益となった。




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