自動化のメリットを顧客に伝える WH製造機と撚線機も好調
1934年(昭和9)に創業し、来年90周年を迎える老舗機械メーカーの生鐵工所(本社・埼玉県川口市)は、「環境」「健康」「精巧な技術」「着実な性能」がモットーの、ブレードマシンを中心に製造するメーカーだ。戦後2年でフィリピンに編組機を輸出したことを皮切りに、多くのブレードマシンや関連機器の製造で国内外に実績を重ね、面盤直径6メートルで世界最大の超特大ブレードマシンも開発した。「今後の注力ジャンルは、省力化を目的とした、製造機械の自動化だ」と語る生誠一郎社長に、市場動向をはじめ、コスト高騰やコロナ禍の影響までを聞いた。
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