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2023年5月1日

5G契約回線数、順調に増加


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基地局の設備は低調 能力活かす用途がカギ

総務省によれば、22年3月末時点で全国の5G人口カバー率は93・2%となっており、デジタル田園都市国家インフラ整備計画では25年度末に97%、30年度末に99%の目標を掲げている。グローバルではGSMアソシエーション(英)が公表している年次レポートで、30年までに主要な5G市場で普及率が85%を超えると予測されている。国内における5G投資に関わる動向と、今後の課題について調査した。


トップインタビュー ルーメン・テクノロジーズ 田所博文社長

パブリッククラウド事業者との連携を強化 グローバルで顧客の環境を支援

ルーメン・テクノロジーズ(以下、ルーメン)は、前身のSAVVISが通信事業者として日本でホスティングサービスを開始してから、今年で35年目を迎える。ルーメンは、グローバルなITプラットフォーマーである同社の日本法人として、幅広いポートフォリオの中から日本市場に適した商材を選び、顧客に提案してきた。そうしたサポート体制が評価され、多くの主要顧客と20年以上の付き合いがあるという。今回は、ルーメン・テクノロジーズの代表取締役社長である田所博文氏から、23年の戦略について詳細を聞いた。


日本電線工業会主要7部門出荷 2月分合計4.9万トン、3.7%減

建販、自動車のみ増加 3月分推定5.6万㌧(2.7%減)見込み

日本電線工業会がまとめた銅電線主要7部門別出荷数量の23年2月分実績および3月分推定によれば、2月分実績の合計は4万9千445㌧(前年同月比3・7%減)となり、7部門中で建設・電販と自動車はプラス、他5部門はマイナスとなった。また、5カ月連続でマイナスで、依然として5万㌧を割り込んだままとなった。金額でみると、1千256億6千600万円(同10・8%増)となり、月間銅建値が125万円/㌧まで高騰した影響を受けた。3月分推定は、合計5万5千600㌧(同2・7%減)とした。


住友電工 スコットランドに新拠点

26年9月に稼働予定

住友電工は4月27日、スコットランドに電力ケーブル製造・販売会社を設立すると発表した。所在地はハイランド地方のロスシャーで、資本金は210億円。設立は23年5月予定で、稼働は26年9月予定としている。


世界の高圧直流ケーブル市場 メタ研諏訪氏

大手メーカーの技術的優位 市場はますます拡大

日本メタル経済研究所主任研究員、諏訪政市氏のレポートを紹介する。今回は、HVDCケーブル市場のSWOT分析の結果から得られた指摘・懸念事項や、始まりつつある老朽化設備の増強・更新プロジェクト事例を見ながら、HVDCケーブルの将来を展望する。




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