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2023年4月10・17日

インタビュー新社長に聞く 古河電工 森平英也社長


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キーワードは「信」と「挑」 ビジネスを通して社会課題解決に寄与 グリーンLPガス30年に1千㌧目標など

84年の創業以来、139年の歴史を持つ老舗大手企業、古河電気工業(本社・東京都千代田区)の新社長に、4月1日に就任した森平英也氏は、「社会に無くてはならない会社になる」と力強く語った。同社の掲げるグループビジョン2030の実現を目標とし、SDGsを念頭に置いた取り組みを進め、ビジネスを通して社会課題解決に貢献し、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営を推進するとした。「従業員をはじめ、顧客や社会との信頼関係が重要であり、『信』と『挑』が重要なキーワードとなる」と語る森平社長に、情報通信事業におけるモビリティとの融合をはじめ、社会課題解決につながる具体的な事業や、人材獲得のためのブランド戦略、人材獲得・育成のための方策などを聞いた。


そこが聞きたい 東京電線工業 髙安茂樹相談役(前社長)

自動化・効率化で利益向上へ取り組む 22暦年見通し 売上高10%増、営業利益微増

東京電線工業の髙安茂樹相談役(前社長)は本紙のインタビューに応じ、21暦年の事業実績について、コロナ前までは回復しなかったと振り返った。22暦年の事業見通しは、「売上高は前年比で10%増、営業利益は微増」とした。また、中国・東莞とタイ子会社(東電工タイランド)で展開する車載向けは堅調で、国内では同時押出リボンケーブルやカスタム複合ケーブルに注力すると語った。車載向け同軸ケーブルの利益確保を推進する髙安茂樹相談役に、事業拡大路線からの変革や、国内外での事業戦略について聞いた。


通関実績財務省調べ 22暦年輸出12.3万㌧、0.2%減

絶縁電線ケーブル7.8万㌧、3.6%減 中国向け輸出1.5%減

財務省がまとめた輸出入通関実績によると、22暦年の輸出は、総計12万3千275㌧(前年比0・2%減)でマイナスに転じた。ロックダウン解除後の経済回復が遅れ、絶縁電線ケーブルは中国向けはマイナスだが、チャイナプラスワンの動きから東南アジア向けは続伸した。


東電工 新社長に髙安晋一氏

髙安茂樹氏は相談役に

東京電線工業は1日付けで、新社長に髙安晋一氏が就任したと発表した。同社は、3月27日に開催した定時株主総会ならびに取締役会において役員を選任した。


ヒロセ電機 IT14シリーズをリリース

最大112Gbps・PAM4に対応

ヒロセ電機は3月22日、基板対基板コネクタ「IT14」シリーズのリリースを発表した。




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