メタルケーブル事業一本化で黒字体質 人材育成新制度、24年度に導入予定
2028年に創立100周年を迎える岡野電線(本社神奈川県大和市)は、古河電工グループの一員として、光ケーブル、高性能メタルケーブル、LANケーブルなど、情報通信分野で幅広く事業展開している。昨年6月に新社長に就任した永井清俊氏は、「人的資源の確保」を最重要課題に挙げ、給与や人事制度の見直しに着手し、従業員の頑張りに応えられるように、24年度からは新しい人事制度を導入すると語った。会社の規模は「ピーク時の6割程度」まで下がったとしたが、「再び売上を増やし、従業員を増やし、活気のある企業にしたい」と抱負を語った。
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