22年度業績、増収増益 6月稼働予定 和歌山工場で太陽光発電
昨年6月に住友電工産業電線の代表取締役社長に就任した谷本顕一朗氏は、22年度の事業見通しは、21年度比で増収増益、23年度は事業環境は悪化しているものの、建設分野が堅調なことから、22年度と同水準とした。各生産拠点では、CO2排出量削減などの環境対策を進め、今年6月に太陽光発電を導入する宇都宮工場では、稼働後のCO2排出量を約10%減らすと述べた。また、他社との差別化として、施工の省力化・効率化により製品の付加価値を高めるとし、住友電工との連携により、今後伸長するEVやDC分野にも進出し、市場のニーズを捉えていくと語った。
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