23年度伸銅品77万5千㌧見通し 2030年CO2削減目標33%減
日本伸銅協会の百野修会長は、本紙のインタビューに応じ、「中国の景気減速、半導体不足などにより自動車生産が計画を下回ったことから、伸銅品の生産量は75万㌧、前年比3・4%減となった」と、22年を振り返った。続いて23年度については、「自動車生産の回復や大型案件の再開から、伸銅品生産量の見通しは77万5千㌧で、前年度比1・0%増」と述べた。また、「26年度まで年間1・1%の増加率を見込む」とした。2030年のCO2削減目標については、再生可能エネルギーへの切り替えを含め、伸銅品生産量と使用電力料金から、13年度比で33%減とした。
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