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2023年2月13日

トップインタビュー 矢崎エナジーシステム 矢﨑航社長


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「モノとコト」の両輪経営 AI・IoTなどデジタル技術活用 集積データが大きな強みで資産

矢崎総業取締役、戦略事業担当も務める矢崎エナジーシステム(本社・東京都港区)の矢﨑航社長は取材に対し、「AIやIoTなどデジタル技術を活用により、『モノとコト』の両輪経営を推し進める」と語った。同社が長年培ってきた、顧客との信頼関係とマーケットシェアにより得た大量のデータは、今後のAI活用にあたって大きなビジネス資産となる。自らが率いるAI・デジタル室の事業展開を中心に、従来からの電線製造事業や業界の課題、そしてSDGsへの貢献など、将来に向けた企業テーマまでをうかがった。


古河電工 17%増収、純利益3.7倍

東特電線売却で純益増

古河電工の23年3月期第3四半期連結業績は、売上高7千859億2千万円(前年同期比17・1%増)、営業利益60億3千300万円(同18・9%増)、経常利益106億6千700万円(同3・9%増)、当期純利益124億3千300万円(同3・7倍)で大幅な増収増益となった。


22年上期絶縁電線 電線工業会調べ 国内外総出荷50.4万㌧(3.1%増)

海外生産26万㌧(6.9%増) 車用、機器用電線が大幅増

海外生産拠点を含む22年度上期電線メーカー総出荷銅量(国内外全体)は、50万4千㌧で前年同期比3・1%増となった。コロナ禍からの経済回復が進み、2年連続で増加となった。国内への出荷は微増だが、アウト―アウトは同8・1%増となった。品種別では、機器用や車載用が海外で上向き、金額は銅価高により2桁大幅増となった。


フジクラ 23%増収、営業利益2倍

エレ事業2・25倍増益

フジクラの22年3月期第3四半期連結業績は、売上高6千127億8千800万円(前年同期比23・6%増)、営業利益565億900万円(同2倍)、経常利益558億7千200万円(同2・2倍)、当期純利益464億9千600万円(同77・6%増)で大幅な増収増益となった。不動産事業部門が微減となった一方、エネルギー・情報通信事業部門やエレクトロニクス事業部門が大幅な増収となった。営業利益では、自動車事業が営業損失、不動産事業部門が微減となったが、他部門での53~125%の大幅増益が貢献した。営業利益率は9・2%で同3・5上がった。


イグス LCAセンターを開設

自動化推進企業を支援

イグスは1月24日、東京本社内に「ローコストオートメーションセンター」(LCAセンター)を開設したと発表した。




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