「モノとコト」の両輪経営 AI・IoTなどデジタル技術活用 集積データが大きな強みで資産
矢崎総業取締役、戦略事業担当も務める矢崎エナジーシステム(本社・東京都港区)の矢﨑航社長は取材に対し、「AIやIoTなどデジタル技術を活用により、『モノとコト』の両輪経営を推し進める」と語った。同社が長年培ってきた、顧客との信頼関係とマーケットシェアにより得た大量のデータは、今後のAI活用にあたって大きなビジネス資産となる。自らが率いるAI・デジタル室の事業展開を中心に、従来からの電線製造事業や業界の課題、そしてSDGsへの貢献など、将来に向けた企業テーマまでをうかがった。
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