バックナンバー
2023年1月23日

トップインタビュー フジクラ 岡田直樹取締役社長CEO


電線新聞定期購読

ご購入はこちら

先を見据えた中期経営計画 SWR/WTCを欧米に展開 佐倉事業所にSWR工場を新設

フジクラ(本社・東京都江東区)が昨年11月に発表した22年度上期の決算報告は、想定以上の好業績で株価がストップ高になるほどの強いインパクトだった。経営改革によって一時の低迷から大きく業績を伸ばした同社だが、他の企業同様にコロナ禍などもあり、平坦なものではなかったと言えよう。好業績に驕ることなく冷静に業績を分析し、最先端技術を武器に、次期中期経営計画策定に臨む岡田新社長に、残り少ない22年度の振り返りから23年度の展望、人材問題まで踏み込んでお話をうかがった。


トップインタビュー モガミ電線 中西一社長

海外55カ国に販売チャンネル インドネシア向け好調

モガミ電線(本社・長野県塩尻市)は、OKI電線の子会社でオーディオや楽器ケーブルの製造販売に特化している。中西一社長は、「21年度はコロナ禍によるコンシューマ市場特需があり、過去最高の売上高。22年度は、市場拡大によりコロナ前の水準を上回る」と述べた。同社は海外での販売に強みを持ち、売上比率は海外が約70%。販売チャンネルは55カ国に及び、今期はインドネシア向けが伸びているという。同氏は最重要課題として『いい音とは何か』を挙げ、「いまだにいい音への最適解は見つかっていない」と語った。


プロテリアル 新社長のもとセレモニー

日立金属から社名変更

1月4日に日立金属から社名を変更したプロテリアルは11日、全世界の約3万人の社員を対象として、キックオフイベント「Welcome to PROTERIAL―Day1セレモニー」を開催した。


通関実績財務省調べ 輸入9月3.1万㌧、0.5%減

輸出10月1.1万㌧、32%増 インド向け7カ月連続増

財務省がまとめた輸出入通関実績(輸入9月分、輸出10月分)によると、9月分の輸入総計は3万643㌧(前年同月比0・5%減)の微減となった。裸銅線、アルミ線、光ファイバケーブルは増加したが、数量の多い絶縁電線ケーブルが減少したことが影響した。また、9月分輸出に対し、1万7千831㌧の輸入超過となった。10月分の輸出総計は1万1千213㌧(同32・0%増)の大幅増となった。インドネシア向けの光ファイバケーブルや、インド向けの絶縁電線ケーブルの伸長が後押しした。


通信機器生産CIAJ調べ 10月生産260億円、2.9%減

輸出377億円、5カ月連続増 データ通信機器62%増

情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)がまとめた通信機器の国内受注・生産実績によると、22年度10月分の生産実績は259億6千200万円(前年同月比2・9%減)となり、2カ月連続減となった。また、4月~10月の累計は1千880億3千900万円(前年同期比7・8%減)となった。




最新号案内 | 次号案内 | バックナンバー | 定期購読とご購入

Copyright(C) ktc-densen.com All rights reserved.