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2023年1月16日

トップインタビュー 住友電工 井上治社長


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自動車関連売上2兆円目指す 車載用巻線、3拠点生産で生産量3倍 レドックスフロー電池、小型化と低コスト化が課題

住友電工の井上治社長は新年の取材のなかで、「再生可能エネルギー関連では直流幹線などの電力ケーブルやレドックスフロー電池、通信関連ではDC関連の製品など、23年も引き続き勝機はある」と語った。自動車関連事業については「新規車種の受注が増え、30年には売上高2兆円を見込んでいる」とし、「アルミWHの割合は25年には6割を見込んでいる」と述べた。FPCについては、「ファインピッチFPCの開発に注力し、スマホ向けに加えて医療機器の配線用途の引き合いが増えている」と語った。


トップインタビュー オーナンバ 木嶋忠敏社長

グローバル展開で事業バランス システムソリューション事業に注力

オーナンバ(本社・大阪府大阪市)は、創業80年を越える歴史を持つ、ワイヤーハーネスを主力とした老舗電線メーカーだ。同社の強みはグローバル展開であるため、海外生産拠点がコロナ禍の影響を受けて苦戦した時期もあった。しかし、生産拠点移管などの対応で乗り越え、新しく注力するシステムソリューション事業も好調だ。「業務内容や顧客先業界の偏りを是正していく事が重要だ」と語る木嶋忠敏社長に、22年の総括をはじめ、今後の経営戦略から注力する部門に加え、人材不足問題まで、経営に関する様々なお話しをうかがった。


古河電工 新社長に森平英也常務

小林敬一社長は会長へ

古河電工は11日、同日開催の取締役会において、新しい代表取締役社長に、森平英也取締役兼執行役員常務が、4月1日付で就任することを決議したと発表した。


古河電工 核融合炉向け線材を供給

トカマクエナジー社と協業

古河電工は12日、同社グループの米スーパーパワー社(SPI)が、先進核融合原型炉ST80―HTSで用いる高温超電導(HTS)線材を、英トカマクエナジー社へ数年にわたり供給することを発表した。


信越化学 金川千尋会長が死去

塩ビ産業に多大な貢献

信越化学の金川千尋代表取締役会長が、1日に肺炎のため死去した。葬儀は近親者のみで既に執り行われ、後日、偲ぶ会を開催予定だという。




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