自動車関連売上2兆円目指す 車載用巻線、3拠点生産で生産量3倍 レドックスフロー電池、小型化と低コスト化が課題
住友電工の井上治社長は新年の取材のなかで、「再生可能エネルギー関連では直流幹線などの電力ケーブルやレドックスフロー電池、通信関連ではDC関連の製品など、23年も引き続き勝機はある」と語った。自動車関連事業については「新規車種の受注が増え、30年には売上高2兆円を見込んでいる」とし、「アルミWHの割合は25年には6割を見込んでいる」と述べた。FPCについては、「ファインピッチFPCの開発に注力し、スマホ向けに加えて医療機器の配線用途の引き合いが増えている」と語った。
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