30年度CO2排出量37.4%減 中堅中小企業の経営基盤強化支援 最重要課題は製造現場での人材確保
日本電線工業会の伊藤雅彦会長(フジクラ会長)は、新年合同取材のなかで重要課題について、「環境問題への対応、中堅中小企業の経営基盤強化支援、グローバル化への対応、商慣習の改善」の4項目を挙げた。環境問題への対応として、カーボンニュートラル達成への進捗状況は「30年度は13年度比で37・4%削減を目標としている。直近21年度の削減量は67・1万㌧で13年度比で30%減となった。また、省エネ、創エネ、効エネという3つの施策を基本とし、モノづくりメーカーとして、まずは省エネに注力すべき」と語った。
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