鉄道、自動車、建材関連の受託試験推進 温室効果ガス削減量の認証サービス検討
今年6月に電線総合技術センター(JECTEC)の新会長に就任した佐古猛氏(静岡大学特任教授)は、最重要課題として「会員社にとって魅力のある試験・認証・情報・技能伝承サービスの提供。JECTECの事業基盤の安定化。また、新たな分野からの試験の受託の推進や、老朽化の進む試験設備の計画的な更新・修繕」を挙げた。22年の活動実績を「感染対策を行い国内外で現地での試験認証を実施した」と振り返った。将来への布石として「電線メーカーの温室効果ガス排出量・削減量に関する妥当性確認/検証サービスを検討している」と語った。
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