効率化・人材育成に向けた設備投資 エネルギー・運送費が経営課題
59年に発足し、60年以上の歴史を持つアライは、本社敷地にある3つの工場と新潟工場に協力工場を加えた、高い生産能力を持つ企業だ。コロナ後の業績回復から、単なる生産力増強のためだけではなく中長期的な将来を見据え、人材育成や効率化に注力する観点から、積極的な設備投資を行うことで業績を伸ばし続ける基盤を確かなものとしてきた。また、コスト高騰の価格転嫁や手形を使わない契約など、経営面でも改革を進めて結果を出してきた新井社長に、直近の最重要課題や中長期的な視点の戦略などをうかがった。
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