新生SFCC3つの施策を策定 26年度ROIC8%目指す
7月にSFCCの新社長に就任した川瀬幸雄氏は、21年度の事業実績について「売上は556億円だった。コロナの影響が緩和したことで、20年度比では若干プラスとなった。営業利益は原材料価格の上昇分を価格に十分転嫁できなかったこともあり、20年度比では減益」と語った。また、22年度の見通しは「売上と営業利益は、21年度並み」とした。7月に、昭和電線ケーブルシステムと古河電工から建設・電販市場向け電線に関する製造事業の譲渡を受けて統合したことに関しては、「サービス向上や収益性向上など、製造から販売までを一貫して行うことによって相乗効果を出す」と語った。
|