RCEP加盟国に技術力で対抗 電力問題の解決に注力
5月に日本伸銅協会の会長に就任した、百野修氏(JX金属常務執行役員)は、「コンプライアンスに配慮しながら会員各社と情報交換し、多様な意見をまとめるのが当協会の務めだ。伸銅業界の社会的役割を果たし、協会ならびに会員各社の発展のため、尽力していく」と抱負を語った。協会の最優先事項としては、「電力問題の解決、カーボンニュートラルやゼロエミッションなどへの対応、コロナ禍への対応、IWCC(国際銅加工業者協議会)との協働、日本銅センターとの連携」を挙げた。また、RCEPについては「加盟国に対して技術力で対抗していく」と語った。
|