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2022年9月5日

主要7部門別出荷 日本電線工業会調べ 22暦年上期総計31万㌧


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建設・電販15万㌧(1%増) 自動車、通信は2桁減

1~6月の銅電線出荷総計は30万8千938㌧(前年同期比1・7%減)となり、3月に発表された見通しを下回ったが、金額では6千851億円(同12・6%増)と大幅増となった。建設・電販、その他内需、輸出の3部門はプラスとなったが、自動車、通信は2桁減となった。コロナ以降は低迷した建設・電販は下げ止まり、下期は需要増が見込まれる。自動車は、アルミWHのシェア拡大など、明るい話題もある。


トップインタビュー フジデン 笘野和春社長

付加価値製品の開発で市場開拓 客先の要望にきめ細かく対応

電線や光ケーブルを取り扱う商社であるフジデンの社長を15年より務める笘野和春氏は「従来型の商法だけではなく、現場での作業性など顧客のニーズに対応した、小回りの利くオーダーメイド商品を独自の配送体制を活かして提供していくことが重要だ」と語る。銅価高騰、円安、新型コロナ、ウクライナ問題など、ここ数年の荒波のような世界情勢を乗り越えてきた笘野社長に、どのような影響があり、どう対応してきたのか、コロナ禍による性急ともいえるオンライン化促進の陰に潜むリスクなど、今後の展望をうかがった。


通関実績財務省調べ 輸入5月3.2万㌧(2%増)

輸出13万㌧(13%増) フィリピン向け約5倍増

財務省がまとめた輸出入通関実績(輸入5月分、輸出6月分)によると、5月分の輸入総計は3万1千574㌧(前年同月比1・9%増)となった。中国、北米からの絶縁電線ケーブルの輸入が増加したことで、3カ月ぶりにプラスに転じた。


ハマナ YH1000ストランダー

適用線種増でさらに進化

ハマナの電力ケーブル向け撚線機「YH1000ストランダー」が、広い活用範囲により、様々な電線メーカーから関心を集めている。


共立、医療分野から引き合い増 ダイヤルメモリ方式導入

Φ0.008mm用キャリアー

共立の極細線用キャリアー「モデルSFBRD3」の引き合いが、電線分野に留まらず、メディカル業界などから相次ぎ、好評を博している。




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