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2022年8月29日

トップインタビュー 西協組 尾﨑勝理事長


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BCP推進で連携強化  電線業界共通の課題を解決 「設備バンク」廃棄設備を有効活用

西日本電線工業協同組合(西協組)の尾﨑勝理事長(伸興電線代表取締役社長)は、「組合員各社と情報共有しながら、共通の課題に対峙する。DXを活用した働き方改革、BCP(事業継続計画)などをテーマに勉強会を開いている。今後は、商慣習の改善、カーボンニュートラル、SDGsにも取り組んでいく」と二期目の抱負を語った。また、「電線に付加価値を付けて、工事現場の作業工数を減らすなど、変化していく施工方法に対応することも、電線業界に求められている」とした。最重要課題は「組合員各社にとって、意義のある活動こそが西協組の最重要課題だ」と力強く語った。


日本電線工業会主要7部門出荷 6月分総計5.5万㌧、4.4%増加

建設電販5%増、自動車8%減 7月推定総計 5.2万㌧(5%減)見通し

日本電線工業会がまとめた銅電線主要7部門別出荷数量の6月分実績および7月分推定によれば、6月分実績は、建設・電販が2万4千533㌧(前年同月比4・9%増)、輸出が4千11㌧(同277・0%増)と伸長したが、他の5部門はすべて前年同月比を下回った。総計では5万5千324㌧(同4・4%増)となり、対前月比でも27・0%増と、建設・電販と輸出の伸びにより、大きくプラスに転じた。


通信機械実績CIAJ調べ 6月生産277億円、3カ月連続減

輸出259億円(13%減) データ通信機器8%増

情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)がまとめた通信機械生産・輸出入概況によると、22年度6月分の生産実績は277億4千700万円(前年同月比17・0%減)で、3カ月連続で減少となった。


HCI 新ロボット3種取り扱い開始

工場で導入で進むサービスロボット

電線製造機械とロボットSIerの両事業を展開するHCIは、普渡科技(深圳)(以下Pudu)の新サービスロボット3種の取り扱いを発表した。同ロボットは、同社の運営するロボットカフェ「HCI ROBO HOUSE」で9月から産業用ロボットとの連繋を含めた実証実験を行う予定だが、既に製品問い合わせが来ているとのこと。Puduのサービスロボットは、60カ国600都市以上で導入されており、今年は日本国内でも前年比2倍の売上(約30億円)が見込まれる。


住友電工など 交通インフラDX推進

産学官でコンソーシアム

住友電工は22日、JTOWER、日本信号、日本電気の3社と共同で、東京大学、慶應義塾大学の協力も得て、産官学連携による「交通インフラDX推進コンソーシアム」の設立を発表した。




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