マルチコアファイバ適用光海底ケーブル量産化へ 22年度売上高5%増収見通し
OCCの伊藤友一代表取締役社長は、「21年度の売上高は254億3千800万円(前年度比19・4%増)、営業利益は7億5千700万円(同39・8%減)となった。20年度比では、海底線事業、情報通信事業、ケーブルシステム事業、ともに増収」と語った。製品開発や注力製品については「48心タイプの製品化が完了。マルチコアファイバを適用した光海底ケーブルの開発を進め、試作品で品質の検証中。国内の海底での天然資源の探査・開発向けのケーブルにも注力している」とした。また、「福岡県北九州市の海底システム事業所は、生産力3割増に向けた投資を行っている」と語った。
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