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2022年7月18日

インタビュー新社長に聞く フジクラ 岡田直樹 取締役社長 CEO


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構造改革でV字回復 先端技術の情報通信事業が中軸事業 革新的光ファイバから高温超電導まで

今年で創業137年を迎えた老舗大手企業のフジクラ(本社・東京都江東区)で、4月1日新社長に就任した岡田直樹氏は、奇しくも創業者藤倉善八氏と誕生日が同じという、運命的なものを感じる人物だ。岡田新社長は「厳しい損失決算となった19年からの2年間で、徹底した構造改革に取り組んだことのより、21年は業績が回復、資産や事業の売却はあったものの過去最高の純利益となった。22年も情報通信事業などの重要な事業への注力や、メリハリのある研究/設備投資により、21年度を超える過去最高の営業利益を見込んでいる。さらに、次期中期三カ年計画を策定し遂行することにより、将来に向けて夢のある持続的な会社にしていきたい」と柔和な笑顔からにじみ出る決意とともに語った。


トップインタビュー 住電HSTケーブル 岡田久知社長

22年度見通し 売上高約800億円 銅価変動リスクに3つの対応策

住電HSTケーブルの岡田久知社長は「21年度の当社の出荷銅量は前年度比で3%減だったが、銅価の高騰に伴い、売上高は797億7千万円(同28%増)となったが、低収益体質から脱却できていない」と述べた。明るい話題としては「コスト高を製品価格に反映し、適正価格で販売できるようになったこと、半導体関連の製造拠点、都市再開発などの案件」に期待を寄せた。中長期的な展望としては「住友電工が発表した『2030ビジョン』を元に、住友電工グループの一員として脱炭素社会に向けて、新製品の開発などを進めていきたい」と語った。


通信機器受注生産CIAJ調べ 4月生産83億円、2カ月ぶり増

固定通信装置246億円(4倍増)官庁、電気通信事業者向け好調

情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)がまとめた22年4月の通信機器の国内受注・出荷実績は、831億7千800万円(前年同月比11・8%増)で2カ月ぶりにプラスとなった。


NEC デジタル化ソリューション提供開始

工場の生産性向上を支援

NECソリューションイノベータは11日、IoTを活用して工場全体の実績情報を収集・可視化する「NEC製造業工程デジタル化ソリューション」を、組立・加工製造業向けに提供を開始すると発表した。


OKI電機 DX新戦略のフラッグシップ

本庄工場H1棟稼働開始

OKI電機は6日、埼玉県本庄地区の新工場「OKI本庄工場H1棟(H1棟)」が、本格稼働を開始したと発表した。




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