21年度 過去最高益、22年度 三菱マテと連携強化 5~10年先を見据えた人材育成が課題
銅加工事業の玉川製作所、三宝フォージング、電線・ケーブル製造の菱星尼崎電線が統合して誕生したMMカッパープロダクツ。濱田勝治新社長は21年度の事業動向について「菱星尼崎電線は自動車向けが好調だった。銅価の高騰もあり、過去最高益の業績だった。玉川製作所は圧延事業が好調で順調な推移、押出製品が主力の三宝フォージングは事業集約を行ったので、今後の業績改善が課題」と述べた。また、22年度については。「今回の統合による効果もあり、三菱マテリアルとの連携を進めて、21年度の業績を上回る生産活動を展開していきたい」と語った。
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