21年度業績回復 利益確保の安定が課題 8月に中部加工事業の生産体制強化
丸吉電機の井上敦代表取締役社長は「21年度は需要の回復と銅価高により増収となった。利益は20年度と比較すると増加したが、売上増に連動するには至っていない。22年度は、21年度の業績を最低限のラインとして考え、中型、小型の案件獲得と加工事業拡大に注力していく」と語った。生産体制の強化については、「中部事業所の工場を増築し、人員も増やし生産体制を強化する。実施時期は今年夏頃の予定だ」とし、「人員増に関しては、コロナの影響で半年以上遅れていたが、8月を目処にベトナムから技能実習生6名を受け入れて対応する。当社としては初の試みになる」と述べた。
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