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2022年6月6・13日

電線工業会 22年度重点活動  環境問題への対応など4テーマ


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中堅中小企業の経営基盤強化支援 第68回定例総会を開催

電線工業会は7日、第68回定時総会を対面式で通常通りに開催し、21年度事業報告と22年度事業計画・収支決算案を原案通りに承認した。22年度重点活動テーマ4事項は、①環境問題への対応、②中堅中小企業の経営基盤強化支援、③グローバル化への対応、④商慣習の改善へ取り組むこととした。また、定時総会後の臨時幹事会で、新会長(代表理事)に伊藤雅彦氏(フジクラ取締役会長)を新たに選任したことを、定時総会後に東京都中央区コートヤード・マリオット銀座東武ホテルで開催された、定例記者会見で発表した。


そこが聞きたい コムスコープ・J 黒田隆広本部長

5G時代の通信事業者 いかに5Gを展開するか

コロナ禍が始まって2年が経過し、巣ごもり需要も一巡した。これまで固定回線に振り向けられていた設備投資も、ポストコロナにおいては、再びモバイルネットワークへと向かうことになるだろう。今後さらに5Gを展開し、そのカバレッジを拡大していくにあたって、モバイル通信事業者にはどのような戦略が求められているのか。そこでは、どのようなイノベーションが生まれていくのか。コムスコープ・ジャパンの屋外ワイヤレスネット部門営業本部長の黒田隆広氏に寄稿していただいた(取材協力:姉妹誌「OPTCOM」)。


通関実績 財務省調べ 輸入2月2.8万㌧(9.7%減)

輸出1万トン(2.9%減) 光ファイバケーブル台湾で4.6倍増

財務省がまとめた輸出入通関実績(輸入22年2月、輸出22年3月)によると、22年2月分の輸入は2万7千829㌧(前年同月比9・7%減)でマイナスとなった。ロックダウンの影響で、中国からの輸入が5品中3品で大きく減少したものの、アジア・欧州からの輸入は伸長した。


メタ研 諏訪氏 新エネルギーと電線産業

送電線の容量不足 再エネ拡大で逼迫

日本メタル経済研究所主任研究員、諏訪政市氏のレポートを紹介する。再エネ発電の普及に向け、送電線の容量不足が課題となっている。送電線の整備費用が負担となり、発電所建設を断念するケースもある。50年前に整備された架空電線も老朽化しており、国の財政支援が求められている。


矢崎総業 グアテマラに新工場 約13億円投資

矢崎総業は6日、子会社の矢崎ノースアメリカがグアテマラに工場を開設すると発表した。

矢崎ノースアメリカは、工場開設に向け約1千万㌦(約13億円)を投資し、最大1千人を雇用する予定だ。同工場は、グアテマラ西部でメキシコ国境沿いに位置するサンマルコス県アユトラ市に位置し、23年1月からの生産開始を目指しているという。




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