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2022年4月11日

総務省・デジタルインフラ計画 5G基地局、整備加速


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23FY末28万局(20FY比13倍) 高周波同軸や光ケーブル増期待

総務省が3月29日に発表したデジタル田園都市国家インフラ整備計画によると、23年度末までに5G基地局数を全国で合計28万局(20年度比25・9万局増)を整備する方針を明らかにした。5G基地局整備の加速により、ニッチも携帯電話基地局用高周波同軸ケーブルや光ケーブルの需要増につながりそう。さらに、経産省と連携しながら、25年度までに国内大規模DCを最大5~7カ所整備する方針も示した。


トップインタビュー ABB 中島秀一郎社長

日本法人 ロボ事業 21CY増収、営業黒字 協働ロボの受注増加

ABBグループ日本法人ABBの中島秀一郎社長は「当社日本法人ロボティクス事業の21暦年通期単体業績は、増収、営業黒字を確保した。車塗装用、三品市場用ロボット需要などが昨年10月から立ち上がり、通期では堅調に推移した。当社の協働ロボットなどを中心に、受注も増えた」とした上で「今後も協働ロボットは複雑な動きを行う。その上でFA・ロボットケーブルの負荷が最もかかるポイントが計算できれば『安定稼働』をより高い水準で期待できる。ロボットの可動範囲も徐々に広がっており、ケーブルの負荷も今後増えるとみられる」と述べた。


国土交通省調べ住宅着工戸数 2月新設6.4万戸(6.3%増)

12カ月連続のプラス 持家減も貸家・分譲増

国土交通省がまとめた住宅着工統計によると、2月の新設住宅着工戸数は6万4千614戸(前年同月比6・3%増)で12カ月連続のプラスとなった。20年2月の6万3千105戸をわずかに上回る水準で、19年2月に記録した7万1千956戸には戻っていない。持家が減少したが、貸家、分譲住宅が牽引した。


冨士電線 仙台工場が稼働開始

国内通信ケーブル再編完了

冨士電線は1日、昭和電線ケーブルシステム(CS社)仙台事業所内で「冨士電線仙台工場」を始動した。これによりメタル通信ケーブルを含む一連の通信ケーブル事業の国内拠点再編が完了。生産体制の効率化を図り、昭和電線グループの中期経営計画「Change & Growth SWCC 2026」に掲げる26年度の同事業売上高約180億円を目指す。


丸吉電機 新社長に井上敦氏

石鍋社長は顧問へ

丸吉電機は1日、新代表取締役社長に井上敦営業本部副本部長兼営業開発部長が4月1日付けで就任したと発表した。3月15日開催の臨時株主総会後の取締役会で決議した。これに伴い、石鍋和秋現代表取締役社長は顧問に就任した。




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