独・エランタス 21暦年通期売上3割増 中国出荷量10%超伸長
巻線用ワニスメーカーのビックケミ―・ジャパンエランタス事業部の小川康治部長は「独・エランタスの21暦年通期業績は、売上高約770億円で前年比30%増も、原材料費高などを主因に営業利益は横バイとなった。当社も昨年から焼付け(エナメル線用)ワニス・含浸ワニスの価格改定を国内外で随時実施している」とした上で今後の国内展開について「当社は、高温・低温ともに供給できるワニスメーカーとしての武器を活用する。さらに、自動車の電動化に向け、高電圧モーター用平角線向けに、ポリイミドやポリアミドイミドワニスの販売数量を積極的に拡大する」と述べた。
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