変動は2ポイントほぼ〝無風〟続く 22年も同傾向の見通し
本紙が集計した21年(1~10月累計)国内電線ケーブルおよび光ケーブル用ポリエチレン(=PE/同期累計出荷量4万5千500㌧で前年同期比1・1%減)のメーカー別シェアは、昨年に比べ1ずつ、合計で2ポイントの増減が発生したのみで、例年とほぼ変わらず。ENEOS NUC(旧NUC)がダントツ№1を独走するなど、国内電線業界の勢力図は、あまり変動がなかった。電線出荷量は、コロナ禍ながらも機器用電線や自動車が健闘し、やや増加した。さらに光ケーブル出荷量も、北米や国内向けに好調だった。ただ、ウェイトが高い建販需要などが振るわず、本調子には戻っていない。
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