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2021年11月22・29日

新規受注・納期回答を停止


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6.6kV建販用 CV/CVTケーブル 11月末まで、場合より延期も

6クラスを手掛ける工事用汎用電線メーカーおよび同メーカー系電線問屋のなかには、11月中旬から、建設電販向け6・6高圧架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース(CV)ケーブルと、6・6トリプレックス形架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース(CVT)ケーブルの新規受注・納期回答を停止しているケースが少なくない。停止適用期間は、11月末まで。ただ、この大方の企業は、状況次第では延長する可能性がある、としている。


トップインタビュー 矢崎エナジーシステム 矢﨑 航社長

新事業戦略 ㊦ AIデジタル室設置、基幹システム刷新 東日本物流センター 切断能力を増強

矢崎エナジーシステムの矢﨑航社長は、取材のなかで「AI・デジタル室(矢﨑航室長)を設置し、基幹システムを刷新している。受発注伝票などをデータベース化するとともに、ビックデータを用いてAIやIoTで分析してニーズや繁忙期を予測し、製造の最適化を図る。さらに物流センターの電線切断加工の営業時間を延長し、当日出荷を図りたい。いわば流動性に即し、小回りが効く生産・サービス態勢の強化、短納期対応ができるサプライチェーンに適したスマートファクトリー化に向け、構想を練り直す。また、一部で効率化が滞ると、総合的に効率が下がるため、その点にも配慮したい」と語った。また、急な受注用に最近、東日本物流センターの切断能力の増強を図った。


インタビュー新社長に聞く 吉野川電線 藤井 博社長

本社工場軸に設備投資加速 20FY19%増収、経常30%増

吉野川電線の藤井博社長は、取材の中で「20FYは19%増収、経常30%増益となった。21FY業績予想は増収増益に設定し、それは達成できそう。この間、FAロボットケーブル工場はフル稼働を続け、増員や休日残業などで何とか需要増に対応してきた。ただ、半導体不足やコネクタ部品がタイトなため11月下旬頃には超繁忙から超が取れ、繁忙になりそうだが、先が読みにくく、生産や納期対応などで気は抜けない」とした上で「今年は19FY中計(19~21FY)の最終年度となり、増強投資を完遂したい。24FYが最終年度の22FY中計では、本社・工場を中心に、設備投資を加速させていく」と述べた。


三洲電線 中部プレゼン大会参加

医療分野への展開訴え

三洲電線の鈴木与志成社長は、日本経済新聞社主催のピッチラン(プレゼンコンテスト)イベント「第3回スタ★アトピッチJapan」中部ブロック大会に参加し、医療業界への新規展開を強く訴えかけた。


HCI 横型編組機(24打)開発

張力フリーが実質ゼロ

電線製造機械とロボットSIerの両事業を展開するHCIはこのほど、横型編組機(24打)を開発した。同社は主力製品の各種撚線機のみならず、伸線機や押出機なども手掛ける総合機械メーカーだが、編組機を手掛けたのは今回が初めて。同製品は既に、客先に納入している。




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