新事業戦略 ㊦ AIデジタル室設置、基幹システム刷新 東日本物流センター 切断能力を増強
矢崎エナジーシステムの矢﨑航社長は、取材のなかで「AI・デジタル室(矢﨑航室長)を設置し、基幹システムを刷新している。受発注伝票などをデータベース化するとともに、ビックデータを用いてAIやIoTで分析してニーズや繁忙期を予測し、製造の最適化を図る。さらに物流センターの電線切断加工の営業時間を延長し、当日出荷を図りたい。いわば流動性に即し、小回りが効く生産・サービス態勢の強化、短納期対応ができるサプライチェーンに適したスマートファクトリー化に向け、構想を練り直す。また、一部で効率化が滞ると、総合的に効率が下がるため、その点にも配慮したい」と語った。また、急な受注用に最近、東日本物流センターの切断能力の増強を図った。
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