10月から本格稼働 総投資額1.5億円 22FY売上高2倍(前年度比)目指す
細線・導体メーカーの石川電気(本社埼玉県秩父市上宮地町、石川浩社長)は、細物の導体・細線・撚線工場が、折りからの受注増で手狭になり、近傍の新工場(埼玉県秩父郡小鹿野町)に移転し、月生産能力を従来比約3倍の30㌧(軟銅)に増強した。総投資金額は1・5億円。新工場は、今年10月から本格稼働に入り現状、FA・ロボットや半導体製造装置やセンサー用途にフル操業している。同社では22年度の電線関連事業で前年度比2倍の売上高、同2倍の出荷量を目指す。
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