21FY通期事業計画 増収、黒字必達 大手電力の型式認定を取得
フジクラ・ダイヤケーブル(FDC)の北島武明社長は、取材の中で「21FY通期事業計画は増収、若干の減益に設定した。増収は銅価の高止まりが大きい。製品別には、基地局用同軸と光ケーブルは堅調な見通し。11~33のCVケーブルは、大手電力会社や工場、DC、太陽光発電向けで期待される。また、大手電力会社の型式認定を取得しFDCブランドで電線が納入できる」とした上で「この状況下、銅価高を想定し、3品種を含む建販事業などにしっかりと取り組む。顧客は発注の先延ばしや、期限ぎりぎりまで発注をかけない場合もあり、小回りを効かせ短納期対応も行う。営業~製造まで一気通貫で発注に即応させたい。これによって黒字必達を図りたい」とした。
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