車WH、機器電線とも増加 高い中国割合(アジアの43%)
本紙がまとめた21年8月末時点の日系電線メーカーや電線流通のアジア・米国への進出動向によれば、総進出企業数は48社、総進出国数は13カ国、総拠点数は445となった。このうちアジアは、48社(18年比4社増)、12カ国(同1カ国増)、411拠点(同67拠点増)。アジア拠点数の増減の内訳は、増加が71拠点、減少は4拠点に留まった。日系電線メーカーや電線流通のアジア進出は、いまだに活発であり、中国、タイやベトナムで増えた。アジアへの進出は、機器用電線や加工品、自動車用電線やワイヤーハーネス(WH)が多い。米国では、自動車用電線やWH、光ファイバケーブルや光部品、機器用電線などの割合が比較的高く、大手電線メーカーが多かった。
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