ENEOSグループ 世界市場向け プレゼンスUP 技術サポート力を発揮
ENEOS NUCの北原英一郎社長は「20FY業績はPE出荷量が前年度比35%伸び5%の増収だが、装置の信頼性向上に特化し従来の3、4倍の設備保全費を投下して計画的な損失を計上した」としっかりと足固めし「21FYは120億円を投じ、23年までにHVACPEコンパウンドなどの年産能力3万㌧増やすことを決定。8月から本格的に工事を開始した」と語った。現状の国内外売上割合は、5割ずつ。国内も相当な需要増が見込めるが、市場規模からみて海外割合が増えそうだ。アジアを軸に欧州などのグローバル展開を加速。NUCの武器である技術サポート力などをはじめ、ENEOSグループの総合力を発揮し、世界の電線市場で同社プレゼンスを高めていく。
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