光フェルール 21暦年上期 出荷2割増 マルチコア光ファイバ用傾注
光フェルールメーカーのアダマンド並木精密宝石の並木里也子新社長は「DC投資の活況で、光フェルール・スリーブの21暦年上期出荷量は前年同期比で2割増加した。下期に一層の需要増が見込め、通期ベースでは同5割増えるだろう。同製品を製造する秋田県のアキタ・アダマンドとタイ工場はフル稼働で、射出成形機の相当数増強を検討中」とし、注力事業は「マルチコア光ファイバ(MCF)用コネクタ向けフェルールと、FIFOソリューションの開発・製造に傾注する。今後、MCFは光海底ケーブル用途から導入されるとみられ、当社への引き合いも着実に増えている」と述べた。
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