コロナ禍も光海底安定 20%増産含め 5年で100億円投資 21FY30%増収、営業益15%増見込む
OCCの伊藤友一社長は、「コロナ禍でも巣ごもり需要や5G、セキュリティ向けに情通市場は拡大し、連動して世界の光海底ケーブル市場も中長期的に成長するだろう」とした上で、「現状の光海底ケーブル月産能力3千㎞を22FYには20%増強し、これに新製品開発や生産効率の向上なども含め21~25FYの5年間で約100億円を投資する」とした。また、光海底ケーブルの多心化を進め現在の24心から、32心と48心タイプの量産化も図る。同時に営業エリア拡大やマルチコアファイバの開発を推進。さらにセンシング分野等への活発な展開を行う方針だ。一方、21FY通期は、売上高276億円(同29・6%増)、営業利益15億円(同15・4%増)を見込む。
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