AlWHシェア、25年に約60% 24年に越国で工場建設
住友電装の川井文義社長は「(21年度の)当社の世界WHシェアは僅かに増える見込み。自動車の新アーキテクチャーの大きな流れが本格化し、新WHアーキテクチャーへの対応が、WH事業の大転換点になるだろう。車両のセントラルゲートウェイとゾーンECUを、いかに効率的にWHで結ぶかが、技術的なカナメといえる」とした上でAlWHの市場では「当社の割合は、日系OEM向け立上車両ベースで25年には約60%に及ぶ。24FYの世界的な当社WH受注増に応じ、AlWHとAl電線の生産能力を増強。越国や比国、タイでAl線工場の拡張を行う。越国では拠点内に新工場を建設する予定」と述べた。
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