石川電気及び本社、新潟工場 三位一体で再増産 メインの線径は0.08㎜
導体メーカーのアライ(埼玉新座市、新井佐千夫社長)は、過去最高水準の受注を抱え、銅電線用生産ラインが軒並みフル稼働を続けている。特に自動車や工作機械、搬送装置、半導体、センサー関連の電線ケーブル向け需要が旺盛なこともあり、線径φ0・08㎜の裸銅線の伸線・撚線を中心に、線径φ0・05~2・6㎜のメッキ線を含む品種が繁忙。このため伸線機などの設備投資と、導体の増産などに着手した。ただ、人材確保や工場拡張が難しい中、本社・工場、新潟工場や協力会社の石川電気と三位一体で工夫を重ねながら、最適な生産およびバックアップ体制の強化を図る方針。
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