ピンチをチャンスに ジャンボ見本市リアル大阪会場&バーチャル開催 前向きな提案型営業し事業領域も拡大
因幡電機産業の喜多肇一社長は、取材のなかで、「今年のジャンボびっくり見本市は、メーカーや顧客の要望もあり、感染予防対策を十分に取ったうえで例年通りにインテックス大阪にて(リアル)開催する。一方、東京会場は五輪延期で会場確保が難しく2年続けて中止になったが、ウェブ上(バーチャル)で全国を対象に『バーチャルジャンボびっくり見本市』を大阪と同じ会期で行う。コロナ禍で密状態回避のため、今年は顧客動員より売上高(総売上目標131億円うちウェブは30億円)に重点を置く。また、ニーズを最優先にコロナ禍のピンチをチャンスに変えるため(ジャンボをはじめ)前向きな提案型営業を行う」と述べた。また、喜多社長は、商社の強みを活かした製品開発や、情通、建材分野などへの事業領域の拡大と、首都圏もカバーする東日本エリアの増員を図る意向を示した。
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