コロナ禍の変化を捉え 21FY目標 5%増収、5%超の増益 加工分野の製品にも注力
播州電機グループの総帥で、協電社長も兼ねる有本典広氏は、「コロナ禍で、仕事のやり方が変わり、リモートという選択肢も生まれた。その課題なども取引先と共有し、新たな変化の荒波を乗りきりたい」とした上で、「20FY下期は、電設需要が戻るも、市販需要が鈍い流れは、上期と同様。通期も、上期ほど減少はしないが、減収減益の見通し。また、21FY目標としては、何とか5%増収、利益面では売上高以上の伸びを図りたい。その際、市販受注を戻し、電設を伸ばす。工場などの定修工事や自動車や半導体、5GやDC案件、ロジスティックセンター案件も発生し、この需要をしっかり捕捉したい。既存製品に加え、新たに加工分野の製品に力を注ぐ」意向も示した。
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