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2021年1月25日

トップインタビュー 古河電工 小林敬一社長


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RR光ケーブルに傾注 22FY北米売上、2.5倍 400心も出荷量増、モロッコでも製造検討

古河電工の小林敬一社長は「5Gなどの進展により、情通トラフィック量が増大するなか、当社は、高付加価値な超多心ローラブルリボン(RR)光ケーブルの販促を強化する。22年度の北米RRケーブル売上高見通しは、19年度対比2・5倍となる見通し。RRケーブルは、外径29㎜(1・14インチ)で6千912心を実現しており、既設のDCで広く使用されている内径1・25インチの管路に挿入できるのが特長。これにより、DCの新規建設案件のみならず、既設の更新需要も、当社に強みがある」とした上で「6千912心など超多心の光ケーブル製造は国内で行っているが、海外拠点も技術力が上がり、米国では400心のRRケーブルを製造しており、確実に出荷数量は増えている。今後、モロッコでも400心を製造できるようにしたい。また、6千912心以上のニーズは、すぐではないがあるとみられ、1万心以上に関してもしっかりと研究開発を行っていく」と述べた。


そこが聞きたい 昭和電線ユニマック 山村隆史社長

電子超極細平角線 車載平角巻線とも 生産能力26FY約5倍 EVシフト潮流 捕捉

昭和電線ホールディングスの山村隆史執行役員兼昭和電線ユニマック取締役社長は取材の中で、同ユニマックは「自動車を軸に(巻線などの)出荷銅量が、当初計画を昨年8月以降、毎月上ブレしており、高稼働率が今年3月までは続きそう。特に車載用平角巻線は、高機能無酸素銅MiDIPをベースに一貫生産し注文が殺到している。今後も、大きく伸ばし、自動車シフトを進め、製造能力を20FY対比で26FYには、約5倍にしたい。また、電子部品用超極細平角線も同MiDIPをベースに製造しており、生産能力を、20FY対比で26FYまでには、約5倍に引き上げたい」とした。


エフ・エー電子 伸線機D3ULTUFI10DS、好調

床面積45%減、コスト3割減 鍵はDTC―3000A

エフ・エー電子の超極細(30μm以下)ノンスリップ伸線機「D3シリーズ」の最新鋭機「D3ULTUF―10DS」の出荷が好調に推移している。同製品は、D3シリーズの「D3ULT―10D」の後継機となり、従来3筐体(送出・伸線・巻取)であったフレームを一体化することにより約45%の省スペース(床面積)化と約30%強のコストダウンを実現した。コロナ禍の現況ながら日本のみならず中韓・欧州等の海外からも既に受注が伸びているという。


四国冨士電線 新社長に髙橋寛征常務

新社長に髙橋寛征常務 髙橋修三社長は代(取)会長

冨士電線(本社及び工場愛媛県松山市高浜町一丁目2240番地1)の新代表取締役社長に、髙橋寛征常務取締役が11月26日付けで昇格した。


宮﨑貿易 中国の撚戦機など販売

中国の撚線機など販売 品質保証、納期でも貢献

宮﨑機械システムの完全子会社である宮﨑貿易(上海)(董事長=宮﨑和昭、総経理=大塚寿典)は、従来からの協力会社である上海派菲特(パーフェクト)が製造する撚線機及び付帯装置に加え、現地中国メーカー製の電線製造付帯品の取り扱いを新たに開始する。




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